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2007年2月20日 MS州の農場ホテルが、南米の観光地として唯一世界観光賞にノミネート

観光業界でもっとも権威があるとされる「Tourism for Tomorrow Awards 2007」に、南米の観光目的地として唯一、MS州ミランダ郊外の農場ホテルO Refúgio Ecológico Caimanが、ノミネートされている。受賞選定は、4つのカテゴリーで計12の最終候補地の中から決定され、3月19日ロンドンにて最終発表がなされる。

O Refúgio Ecológico Caimanは、保存的観光のカテゴリーで、他の二つの観光地、Aqua-Trek(フィジー)とAspen(米国コロラド州)との間で、カテゴリー受賞を狙っている。

O Refúgio Ecológico Caiman: 17年の歴史をもつMS州のエコツーリズムの草分け的農場ホテルであり、53,000ヘクタールの敷地をもつ。
(ソース:Corumbá on Line)


2006年7月28日 観光大臣がパンタナール列車への100万レアル投資を約束

28日、MS州州知事とともにコルンバを訪れた観光大臣Walfrido Mares Guia氏は、式典のなかで「コルンバは、「パンタナール観光スポットの核であり、巨大かつ尋常でない潜在性を秘めている。」とコメントし、スピーチ予定時間を超えて、「ブラジルはパンタナールとこの市を知るべきだ」と絶賛。

コルンバ市(市長Ruiter Cunha)による、パンタナール列車整備等の観光客誘致ための予算100万レアルの要請に、「喜びと興奮をもって、もちろん応ずる」とした。

同日、MS州州知事は、パンタナール列車について、「コルンバーポルト・エスメランサ間(88km)のレール補修、および5両編成の車両はすでに完成している。あとは、コルンバ駅とポルトエスメランサ駅の改修を待って、早ければ年内にも、竣工する予定」と発表した。

パンタナール列車は、コルンバーカンポグランジ間の操業を最終目標としている。
(ソース:Corumba on Line)
TuiuiuやAraraのデザインが施されたパンタナール列車の写真


2006年2月13日 環境省がエストラーダパルケ向けに75万レアルの投資を発表

ブラジル観光省中西部開発担当者Frederico Valenteは、観光省が南パンタナールのエコツーリズム拠点であるエストラーダパルケ(公園道路)に75万レアル(4000万円相当)を投資すると発表した。
投資資金は、ブラッコ・ダス・ピラーニャス地区における観光客応対センター建設、公園道路全区間に交通標識および環境標識を設置、Porto da Manga(公園道路区間内のパラグアイ河岸の港)にある歴史的建造物の改修・博物館設置、に当てられる予定。(ソース:Corumba on Line)


2006年2月24日 急増する米航空の預託荷物のトラブル

2006年2月18日付のCNN(http://www.cnn.co.jp/business/CNN200602180013.html)によると、


「米運輸省は17日、国内線航空で昨年、紛失、損傷、遅配や盗難被害に遭った預託荷物の件数が、少なくとも過去8年間で最大になった、と発表した。乗客1000人当たりの件数は、2004年の4.91件から05年に6.04件となった。

昨年では、1日平均で約9700個の荷物が紛失したり、損傷を受けた計算になる。


航空会社の内訳では、アトランティック・サウスイースト・エアラインズの17.41件が最悪。最も少ないのはハワイアン航空の2.95件だった。


2001年9月の同時テロ後、爆発物検査で荷物のチェックは相当厳しくなっている。米航空会社は同テロ後、乗客離れ、治安対策や航空燃料の高騰などに直面してコスト削減に追われており、人員削減も実施している。半面、国内線の乗客数は昨年、同時テロ前の水準にやっと戻っていた。」

とのこと。

この話は、米国外在住者にとって、必ずしも無関係ではありません。
たとえば、アジアー南米路線の場合、その大半が米国経由です。そして、米国系航空会社の場合、通常、米国内で国内線で接続するため、面倒な入国審査に加えて、上記の預託荷物のトラブルに巻き込まれるケースが実際に報告されています(南米旅行の掲示板参照)。


2006年2月1日 パンタナール観光列車
1995年2月に廃線となったコルンバーカンポグランジ間の鉄道路線を観光目的で再整備することが決定している。当面は、すでに復旧作業が完了しているコルンバ市内とパンタナール大橋があるPorto Esperança間の70kmを操業する計画となっている。すでに、昨年9月にはパンタナール列車の新車両も一般公開され、10月には交通省関連の現地調査も実施され、昨年11月に操業開始するという話だった。
ところが、この1月30日、現地住民の期待とは裏腹に、調査団は、「一定の観光客を獲得するだけの魅力に欠ける」との最終報告を発表した。「コルンバーポルトエスペランサ間はただ原生林があるだけ。実質パンタナールが始まるのはポルトエスペランサから先であり、再整備した暫定区間だけでは観光客の不評を買うだけだ」とのシビアな声も噴出しており、計画のお蔵入りを懸念する声までも出始めた。

州知事の肝いりで進められてきたパンタナール列車計画は、ここにきて州政府下の交通関係者に足元をすくわれた形となった。「政治的パフォーマンスにすぎない」という懸念の声をよそに、いよいよ操業まで秒読み状態に入ったかに思われたパンタナール列車。はたして、政府広報が唱え続けてきたキャッチフレーズ「住民の夢を乗せるパンタナール列車」どおりに、夢を実現してくれるのであろうか。それとも、政治家の巨額をかけた政治パフォーマンスに過ぎなかったのだろうか。
マットグロッソドスール観光財団理事長は、「州知事は、計画にネガティブだというわけではない。むしろ今後、連邦政府交通省から45万レアルを借り受け、さらに州政府も30万レアルを投入することで、ミランダ、アキダワナ、ピラプタンガといった駅の年内復旧を目指す考えがある」とのコメントを発表している。(ソース:Corumba on Line)

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最終更新:2007年2月20日


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